「薬」で治療する
歯周病の治療をしても
再発してしまい、
何度も歯科医院に
通われている方。
一度、ご相談ください。
基本的に外科処置をせず、
短期間で改善させる、
「薬」を利用した歯周病治療を
実施しています。
唾液検査による
「歯周病リスクチェック」
当院ではわずか5分で
「歯周病リスク/口臭程度」を
解析する機器を
導入していますので、
興味のある方、お気軽に
スタッフにお申し付けください。
当院の歯周病治療4つの特徴
歯周病とは「サイレントキラー」といって、痛みもなく症状が進行し、気付いた時には既に手遅れ(抜歯)となってしまう病気です。このページをご覧いただいている方は既に、歯の動揺や口臭、膿、腫れ、痛みなどの「自覚症状」が出てしまっている方かもしれません。そのような方々へ、当院で実施している歯周病治療をご紹介いたします。
特徴1まずは「歯周病リスク」を
把握しましょう
当院では様々なお口の検査を行い、歯周病の状態、そしてリスクを把握していきます。その検査結果をもとに、あなたオリジナルの歯周病治療プログラムを作成します。更に、治療終了後の予防処置効果の検証など、あなたの歯を守るための一歩進んだ歯科治療を実施しています。
当院の特徴的な検査に、「歯周病PCR検査(遺伝子検査)」「位相差顕微鏡による細菌検査」「唾液検査」があります。
歯周病PCR検査(遺伝子検査)※3.3万円(税込)
「歯周病PCR 検査(遺伝子検査)」では、 PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)による増幅をリアルタイムに測定し、増幅率に基づいて鋳型となるDNAの定量を行う検査方法で、感染している歯周病菌の種類を特定し、かつその菌数を測定します。
「位相差顕微鏡」で細菌レベルでの検査
まずはどのような細菌がいるか、活動性はどのようなものなのかを調べるため、位相差顕微鏡を利用します。
わずか5分で測定結果が出る「唾液検査」
唾液検査による歯周病リスクチェックを行っています。
これまでの唾液検査は結果が出るまでに数日必要としたり、解析結果が患者様には分かりづらいというデメリットがありました。
しかし、当院では、わずか5分でリスクを判定し、非常に分かりやすい解析結果を出せる装置を導入しています。
特徴2歯周病「原因菌」を殺菌
~根本的な原因へアプローチ
歯周病は「感染症」です。
つまり、歯石やバイオフィルム等を物理的に除去する基本治療も大切ですが、歯周病菌を殺菌しなければ歯周病は改善しません。
当院では「歯周内科(抗生物質+抗真菌薬)」や「3DS」という治療法を用いて、歯周病菌を殺菌します。
歯周内科(抗生物質+抗真菌薬):自費治療
分かりやすい例で説明すると、風邪を引いたときは薬を飲んで原因菌を殺菌しますが、実は歯周病も同じことが言えます。
当院では、診査診断により特定した歯周病菌に合わせた「投薬療法」を行い、歯周病菌を殺菌します。
歯周内科治療では、除菌後、一般的に行われている歯石除去も行います。
また保険外治療となります。そして、再評価として、位相差顕微鏡検査・リアルタイム歯周病PCR検査・歯周ポケット検査等を実施します。
歯周内科について
(国際歯周内科学研究会HPより引用)
歯周内科治療は、位相差顕微鏡検査・リアルタイム歯周病PCR検査でお口の中に感染している細菌・真菌・原虫などを特定し、動画管理システムに記録し、それらの微生物に感受性のある薬剤を選択し、微生物叢を非常に綺麗な状態に改善することで歯周病を内科的に治す治療方法です。治療前の汚れた微生物叢が、治療後は非常に短期間で綺麗に改善し、術前・術後の状態が一目瞭然に画像で示されるという利点があることが知られてます。
また、はっきりと自覚できる程、歯茎からの出血や排膿が短期間で改善されます。以前は、長時間歯磨きや外科治療によって1~2年の治療期間で、綺麗な微生物叢を獲得していたのです。微生物叢が改善されたら、歯石を除去します。その場合も微生物叢が改善されると、冷たいものがしみるというような症状が非常に少なくなることが知られています。
(なお、前歯においては短期間で歯茎が縮むので歯が伸びたような感覚が生じることがあります。そのような場合には残念ながら通常の治療では元々骨が溶けている状態ですので改善は難しいようです。その際は、特殊な審美外科を行う必要があるかもしれません。)
3DS療法~口臭改善にも効果あり!
3DSとは、専用のマウスピース(ドラッグリテーナー)に薬剤を注入しお口に装着するだけで歯周病菌を殺菌する治療法です。患者様への負担も少なく、治療も短期間で終了します。
また、3DSの副次的効果として、口臭改善にも効果があります。
口臭の原因は9割が口腔内の細菌によるものであり、特に歯周病が進行している方は口臭も比例してきつくなる傾向があります。3DSを利用することで、この口臭の原因となっている原因菌を殺菌しますので、口臭も改善する可能性が高まります。
特徴3治療プランを
「ライフスタイルに合わせて調整」します
歯周病治療をする際、まずは治療計画を作成しますが、その段階で、患者様のライフスタイル等をしっかりとお聞きし、無理のない形でプランニングします。例えば、患者様の時間が多く取れる時は、歯科医学的に問題のない範囲で一度に治療できる部分は一回で行い、来院回数を減らすプランニングが可能です。
まずは、あなたのライフスタイルを、私たちに詳しくお話しください。
負担が少なく、かつ効果のある治療計画を立案します。
特徴4「着眼点」の良し悪しで、
治療結果が変わります
何事もそうですが、「着眼点の良し悪し」で、すべての結果が決まってしまうことがあります。
身近な例でお話すると、東京から福岡まで行くとします。
方法はいくつかあります。飛行機・自家用車・新幹線・徒歩など。目的地は同じですが、どの方法を選択するかで「費用・時間・安全性」などが変わってきます。
特に制約がなければどの方法を選択しても良いと思います。しかし、足が不自由なのに「徒歩」を選択したらどうでしょうか。また、最短で行く必要があるのに「自家用車」を選択した場合はどうでしょうか。
このように、「制約」が生じた場合、何を選択するか、着眼点をどこにするかで「結果の良し悪し」が変わってきます。
では、歯周病治療ではどうでしょうか?
まず、どのドクターも「治癒させる」ことがゴールとなりますが、着眼点はドクターによって変わってきます。
例えば、「薬」で治療するのか、「外科」で対処するのか、「レーザー」などを利用するのか…。
患者様にとって「複数のドクターが同じ情報を与えられた場合、各ドクターの判断は1つに集約されるのでは?」と思われるかもしれませんが、それは違います。ドクターも1人の人間です。経験・知識の差は当然ありますし、得手不得手も当然存在します。
そのため、「この治療法の方が得意だから…」「この治療の方がいいかもしれないが、やったことがない…」といった偏った発想が生まれ、適切な着眼点に行きつかないことが多々あります。そうなってしまうと、良くなるものも決して良くなりません。
つまり、ここで皆様にお伝えしたいことは、「着眼点の良し悪しで治療の結果が変わってしまう」ということ。そして、その着眼点は「ドクターの経験・知識・見識の度合いによって変化する可能性がある」ということです。
適切な着眼点を持つドクターを患者様が見極めるのは難しいかもしれません。しかし、これらを「事実」としてしっかり認識し、治療を進めても一向に改善しない場合は、他院でのセカンドオピニオンを受けるのも患者様が取り得る1つの方法だと考えます。
当院からのメッセージ
当院では、ドクター、衛生士、そして患者様とチームを組み治療を進めていきます。ここで「患者も?」という疑問が生じるかもしれません。当院では患者様も治療する上でのチームと考えています。
なぜならば、患者様の協力がなければ、「治療後の良い状態を維持させることはできない」ためです。
当院では、一時的に症状が安定することを治療のゴールとはしていません。
私たちが考えているゴールは、治療をすることでお口の状態を整え、良くなった状態を長期にわたって維持していただくことです。維持させるためには、歯科医院での定期的なメインテナンスのほか、ご自宅でのお口のケア、つまり患者様の協力が必須となります。
皆様も「お口のケア」の大切さは理解していると思うのですが、多くの方が行動が伴っていません。なぜならば、本当の意味で歯の大切さを理解していないためです。これは患者様の責任ではなく、我々歯科医療従事者が患者様に対して「歯の大切さ」を理解してもらえるように本気で取り組んでこなかったためです。
当院では、「歯の大切さ」を理解していただくために、多くの時間を割いております。
本当はかなり怖い「歯周病」という病(やまい)。早めのご来院を
あまり知られていないことですが、歯周病はお口の中だけではなく、全身疾患との関連性もあります。関連性が報告されている代表的なものとして下記があります。
「糖尿病との関連」
重度の歯周病の場合、軽度の人に比べ2年後に糖尿病が悪化している割合が5倍高くなります。
「心臓病との関連」
歯周病菌の作りだす物質が血液中に流れ動脈硬化を起こすのではないかと考えられており、心筋梗塞や狭心症を引き起こす原因となります。
健康な人に比べ心臓病発症の確率が2.8倍といわれています。
「早産・低体重児との関連」
低体重児を出産した母親の方が歯周病が進行していたという報告があります。
また、妊娠中、歯周病をそのままにしておくと早産の確率が高まります。
他にも「肺炎」「脳卒中」などとの関連性が指摘されています。
研究が進み、今や歯周病は、お口の中だけの病気ではないというのが専門家の共通認識です。「歯周病=歯を失う」という認識ではなく「歯周病=命にかかわる場合もある」という認識の転換が必要です。
初診「個別」相談へのご案内
当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私達にお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
治療症例集
当院で治療した症例は治療症例集をご参照ください。